ガラス交換特集(複層ガラス)

目次

  1. 真空ガラス実験
  2. 真空ガラス「スペーシア」とは
  3. 真空ガラスの神髄
  4. 真空層のメリット
  5. 今のサッシがそのまま使える
  6. 真空ガラス・スペーシアの効果
  7. 窓ガラス交換の補助金額
  8. 補助金対象にならない例

真空ガラス実験

複層ガラスの最先端技術を取り入れた断熱効果がすごいと言われている真空ガラスの実験をご紹介します。弊社がガラス交換注文を頂いたお客様のご自宅で実験を行った写真です。

遮熱性能の高いスペーシアクール(真空ガラスの商品名)と一般の1枚ガラスで、温度が上昇する比較実験を行いました。熱源には裸電球を用いています。
内側のガラスの表面は、どちらも初期温度が25.1℃です。裸電球に電流を加えた約5分後、スペーシアクール:26.3℃、1枚硝子:34.0℃という結果が得られました。
スペーシアは一枚ガラスの約4倍の断熱効果が得られます。

真空ガラス「スペーシア」とは

複層ガラスの最先端技術を結集した日本板硝子製「スペーシア」は、世界で初めてつくられた真空ガラスです。ガラスとガラスの間に真空層をつくることで、一枚ガラスの約4倍、一般的な複層ガラスの約2倍の断熱性能を実現しました。スペーシアは勿論、補助金対象の商品です。

真空ガラスの神髄

通常の複層ガラスは空気やガスの層によって、熱の伝導や対流を抑えることで断熱性を獲得しています。しかし、気体があることによって少なからず熱の伝導や対流は起こります。一方、真空ガラスは真空状態では理論上、熱の伝導も対流も起こりません。

魔法瓶に例えると、魔法瓶は外筒と内筒の間が真空状態になっています。そのため、温かい飲み物や冷たい飲み物を入れて長時間放置しても、ほとんど温度が変わりません。
飲み物の例えを部屋の温度として考えると、部屋の温度についても同じことが言えます。

真空ガラスは2枚のガラスの間が真空状態になっているため、通常の複層ガラスより断熱性能が更に高いと言われています。

真空層のメリット

物体の中を熱が伝わる「伝導」は真空の中では、熱が伝わらず発生しません。

液体によって起こる熱移動「対流」は、空気も水もない真空では起こりません。

物体から発生する熱エネルギーが他の物体へ移動する「放射」を抑えます。

今のサッシがそのまま使える

2重窓にすることに抵抗がある方には、スペーシアがおすすめです。外観が変わることもなく、厚さは6.2ミリなので、今のサッシがそのまま再利用できます。
現在一般的に流通している複層ガラスの約半分の厚みのため、工事も容易で窓リフォームに最適なガラスとなっています。

真空ガラス・スペーシアの効果

快適な室温を逃しません
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いつでもクリアな視界
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夏の日差しをしっかりカット
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エネルギーの節約
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騒音を減らして静かな環境
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薄型なのに、風圧に強い
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窓ガラス交換の補助金額

ガラス一枚当たりの補助額は以下の通りです。
なお、複数のガラスで構成された開口部は、交換したガラスの枚数に応じた金額を補助します。

窓の性能区分とは

下の表にある窓の性能区分は熱還流率を表示しています。熱還流率はUw値で表示されます。数値が小さいほと熱を伝えにくいことになり、断熱性能が高いことになります。

補助金対象にならない例

ドアにつくガラスのみの交換
補助金対象外となるドアとは、住宅の外皮部分にある開口部に設置する建具のうち、屋外から施錠できる建具をいいます。